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咬合再構成

診療開始の9時、「おはようございます」とご挨拶をさせていただいたのが4ヶ月前。

初診時にいろいろお話しをお伺いし患者さんの困っている事や希望など聞きます。

「今まではなんとか騙し騙し自分の歯を治療してもらっていたけど、そろそろ限界みたい」とおっしゃって来院されました。

確かに歯並びが凸凹しているところを被せ物で形態を変えていたところが噛むバランスで力がかかり過ぎて折れてしまいバイ菌が溜まっていたり、奥歯は手前に傾斜いて傾いている歯をブリッジの支えにしていたので磨き残しが多く、歯周病が進行していたり・・・。

確かにキチンと治療をしないと食事も取れない大変な状況になると思いました。

そこで、噛み砕いてお口の中の状況を説明し、どんな治療結果をお望みですかとお聞きしました。

「しっかり食事を食べられるようになりたい」という希望がありお口の中で一番重要な噛み合わせからしっかり治す事にしました。

約4ヶ月かけて歯周病や根の治療、最低限の抜歯を行い保存できる歯については1本1の治療をしっかり行い新たな支えとなるインプラントを埋入を行いました。

そして、本日仮の歯が入りました。 

特に重要な顎の位置がズレていたのでどこで噛ませれば良いのか悩みましたが幸いバッチリと落ち着かせる事が出来ました。

あとは歯槽骨を保存するために歯根を埋める処置などして最終補綴物に移行していきます。

初診時の正面観 被せ物に隙間があり虫歯が進行しています
初診時の左側面観 上下の噛む面に傾斜がついています。
顎骨を保護するために歯根を埋没する
仮歯の正面観 抜歯や歯根埋没法で歯肉が落ち着いてくるのは待ちます
仮歯の左側面観 上下の噛む面が真っ直ぐになっています

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