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奥歯を守る為の犬歯ガイド!!

犬歯

または糸切り歯といいます。

歯の形が三角で前の中心から奥歯に向かって3番目の歯のことを言います。

歯根が長く、太いので顎を横に動かした時に犬歯が当たってそれ以外の歯が接触しないようにすると、咀嚼効率が良く、しっかり噛み切ることができ顎関節の負担が少なくて済みます。

しかし、犬歯の位置に問題があり上下で噛み合わない場合、抵抗力によってバランスを崩し奥歯がどんどん悪くなる事もあります。

今回のケースは歯並びに問題があり矯正治療をご提案したものの受け入れてもらえず補綴治療のみで対応致しました。

下の3枚の写真は顎を左に動かした画像になります。

よく見ていただくと、上と下の犬歯のポジションが悪く噛み合っていないことがわかります。

この状態で顎を動かすと左の奥歯が当たってしばらくしてから犬歯が当たるようになります。

この状態で奥歯が水平的にグラグラ動かされて、歯と歯の間に物が詰まり虫歯ができていました。

上の犬歯と下の犬歯との間に隙間があります。
下顎を左に動かしたところです。まだ犬歯は当たっていません。
大分、左に動いてようやく上下の犬歯が当たってきました。

そこで上の犬歯の裏側にセラミックで膨らみを作り最初から犬歯が当たるように、そして奥歯が当たらないように噛み合わせを新たに構築していきました。

上の犬歯にセラミックで膨らみを作りました。(アディショナルベニア)
顎を左に動かしてすぐに上下の犬歯が当たることが確認できます。
このようなデリケートな治療はまず模型上でチェックが必要です。
これを診断用ワックスアップといいます

当医院では丁寧で仕上がり良く、手入れしやすく綺麗をモットーに繊細な治療を得意としております。

歯の事で、お悩みを抱えている方は是非一度、当医院にお越しください。

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